アスベスト分析専門機関
分析調査を行うための現場での試料採取について
準備するもの
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採取要領・注意事項
【外部】
外壁・軒裏の塗材は大変固く取りずらいですが、必ずコンクリート下地若しくはモルタル下地に到達するまでしっかりと採取をしてください。
下地調整材にアスベスト含有の可能性も大いにあり得るためです。
【内部】
天井・壁材は建材の軟度によって採取要領が異なりますが基本的にまずボード面を湿潤させ、ボード屑が飛散しないように、ボードをへし折るか若しくは少しずつ掴み取り、極力粉塵が発生しないように採取して下さい。
また回転ドリル等での採取で埃がしない仕様でも、次に採取する場合に機械に付着物が残存している恐れがあるため充分に注意して採取して下さい。
採取容量
試料は、原則として吹付け材・保温材等については、3箇所から10cm3/箇所を、成形板その他のものは3箇所から100c㎡/箇所を採取する。
なお、吹き付け材に関しては、1フロアの施工面積が3000㎡以上の場合は600㎡ごとに資料を採取し、分析にあたっては、それぞれの試料を混合して1分析資料として行ってもよい。
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検体採取後 |
補修後 |
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採取検体 |