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アスベスト作業環境測定

建物内におけるアスベスト粉塵等の飛散状況を把握し、建物の利用者がアスベスト粉塵による暴露を防ぐ為に今後の建物環境及び、維持管理の基礎資料を得ることを目的とする。

解体作業でのアスベスト濃度測定

空気中アスベストの測定には、アスベストサンプラー(右図)を使用します。
アスベストの測定では、大気中へのアスベストの飛散状況の測定を行い、アスベスト除去工事の測定では作業前・中・後と測定を行います。

アスベスト処理作業(建築物の解体工事等)に伴うアスベスト粉じん濃度測定

■アスベスト粉じん濃度測定(例) 

測定箇所

測定時期 重要度 測定場所  測定点数
(処理作業室ごと)
 備考
処理作業前 処理作業室内 2又は3点  
施工区画周辺又は敷地境界 2点  
処理作業中    処理作業室内 2点  
セキュリティーゾーン 入口 1点 空気の流れを確認
集じん・排気装置の排出口(処理作業室外の場合) 1点 集じん・排気装置の性能確認
施工区画周辺又は敷地境界 4方向各1点  
処理作業後
(隔離シート撤去前)
処理作業室内 2点  
施工区画周辺又は敷地境界 4方向各1点  

◎:必須、○:条件により必須、△:望ましいという意味である。 
作業室面積が50m2以下は2点、300m2までは3点、それ以上は監督職員と協議 
(出典:国土交通省 建築改修工事監理指針(下巻)) 


測定ポイント凡例図

実際のアスベスト撤去作業における環境測定写真


処理作業前 処理作業室内

     
処理作業中 敷地境界
         

処理作業中 セキュリテイー入口付近

     

処理作業中 処理作業室内

         

処理作業中 負圧除塵装置の排出口

     

処理作業後(シート撤去前)
処理作業室内

         

処理作業後(シート撤去後)
処理作業室内